番号バンゴウ	ｃ２
分野ブンヤ	鋼構造の塑性域の挙動と終局強度
タイトル	実大振動台実験による建築鋼構造の脆性破壊過程解明と破壊抑止策の検証 その１．実験計画
著者チョシャ	○山田　哲（東京工業大学　建築物理研究センター） 　松本由香（横浜国立大学大学院工学研究院） 　山口路夫（東京工業大学大学院） 　小川信行（独立ドクリツ行政ギョウセイ法人ホウジン防災科学技術研究所） 　秋山　宏（日本大学総合科学研究所）
概要ガイヨウ	兵庫県南部地震において破壊被害が顕在化して以来、鋼構造物の破壊抵抗性を評価、保証することが緊急の課題となっている。しかしながら、現状では構成部材の破壊条件が解明されていないため、破壊に対する設計規範が確立されていない。また、破壊の発生しやすい応力集中箇所における塑性化を避ける、新しい構造形式の開発も急がれている。本研究では、鋼構造建築が破壊に対してどの程度の抵抗能力を有しているのか、そして破壊抑止のためにはどのような手法が有効であるかを定量的に解明することを目的として、鋼構造部分骨組の実大振動台実験を行った。実験は、鋼構造建築の梁端接合部における破壊現象を解明し、設計時に接合部に期待できる変形能力を評価するための「破壊シリーズ」と、応力集中が起きやすく破壊が発生しやすい梁端接合部の応力レベルを弾性範囲に留め、地震による入力エネルギーをダンパーで吸収する「損傷制御シリーズ」の２つシリーズによって構成される。その１では、実験計画について報告する。
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